
新たな挑戦
100年企業に向けて
持続可能な社会に貢献
平素は格別のお引き立て、ご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
株式会社ナベル代表取締役社長の永井規夫です。
本年10月、お陰様で50年の節目を迎えることが出来ました。これもひとえに、お客様、仕入れ先様をはじめ関係の皆様方や、弊社社員、そして社員のご家族のご支援の賜物だと改めて深く御礼申し上げます。
2019年に始まったコロナによるパンデミックは社会的に大きな変化が生まれ、様々な課題に気付かされ、その対応に翻弄されました。働き方やコミュニケーションの在り方、需要の中に真需とそうでないものがあることにも気付かされました。
円安は32年ぶりの150円を突破し、失われた30年にさらなる試練が待っている状況であります。国際情勢の不安定やエネルギーをはじめ物資の高騰、国内、国際流通の確保も大きな課題になっています。
我が国は、他国に先んじて高齢化が進み既に人口減少の痛みが始まっています。ロボットの活用、遅れているDXやIoTなどのデジタル化を進めて、現在までの課題の解消を行うことにより、海外の模範となるチャンスがあるという学者もいます。
ナベルでは、個人に帰属しやすい知識や技能、情報の平準化を図り生産性の高いモノづくり組織を目指す目的で、新しい5か年計画を策定しました。
真庭の稲穂神勅にある様に、古来より我が国は稲作によって国づくりを進めてきました。品質の細部に拘りを持つモノづくりの強みを発揮して、メイドインジャパンの復活をデジタル化とともに進めて行くことが重要だと考えています。
世代交代の準備も進め、創業者の志を実現するべく、「美しいジャバラ」を求めて参ります。
どうぞ51年目をスタートさせた新生ナベルにご期待ください。
2022年10月15日
株式会社ナベル 代表取締役社長
永井規夫